コラム
院長およびスタッフより歯科に関する情報を発信治療の痛みや恐怖を減らす工夫
皆さん、こんにちは。
千石駅徒歩6分、茗荷谷駅徒歩10分の千石ひかり歯科です。
「歯医者=痛い」と通院を敬遠して、症状が限界になってからご来院される方は少なくありません。
また、今人気のインプラント治療は外科手術を必要とするため、怖いと躊躇される方もいらっしゃいます。
当院では、患者さんの肉体的・精神的負担を軽減する治療を心がけています。
治療前の麻酔は痛みを抑えるために欠かせませんが、その麻酔が痛くて嫌という方は多いもの。
麻酔注射の痛みは、注射針が太い、麻酔薬を注入する際に圧力にムラが出やすい、麻酔薬が冷たい、といった理由で起こります。
そのため、当院では「電動麻酔器」を使用しています。
電動麻酔器は通常の麻酔針よりも細く、コンピューター制御で人肌に温めた麻酔液を一定の圧力でゆっくりと注入できるため、痛みを軽減できます。
また、麻酔の量も通常の半分程度で済むため、患者さんの身体への負担がより少なくなります。
また、注射の前には歯ぐきに麻酔薬を塗布する「表面麻酔」も行いますので、痛みを感じることはほぼなくなります。
笑気吸入鎮静法は、酸素と笑気ガスを混ぜた気体を吸って、リラックスした状態で治療を行うものです。
笑気ガスを吸っても意識はあり、頭がボーっとして、音が遠く聞こえるように感じ、恐怖心が和らぎます。
副作用のリスクが低いため、お子さんやシニアの方、病気をお持ちの方にもお使いいただけます。
笑気ガスの吸引をやめると薬の効果が切れ、歩行などに問題がないことを確認したらお帰りいただけます。
静脈内鎮静法は、鎮静薬を静脈に点滴してリラックスできるようにする方法です。
当院ではインプラント治療の際に、恐怖心や不安感の強い患者さんに対して、ご希望があれば静脈内鎮静法を使用しています。
精神安定剤を静脈に点滴していくとリラックス状態になります。
笑気吸入鎮静法と同じく、全身麻酔のように意識が完全になくなることはなく、声掛けに反応することができますので、意思表示や会話もできます。
治療中は、心拍や血圧をしっかり確認しながら治療を行います。
こちらも治療後に、お身体に問題がないことが確認できたらお帰りいただけます。
このように、当院では治療の痛みや恐怖心をできるだけ軽減できるよう努めています。
痛みを減らすことで、お身体への負担や恐怖・緊張を減らすことにもつながり、スムーズな治療や手術を行うことができます。
歯科治療は痛い・怖いという方は、その旨を遠慮なくお伝えください。
患者さんのお気持ちに寄り添ったお声がけなどの綿密なコミュニケーションをはじめ、さまざまな方法で痛みや恐怖心を和らげた治療を行いますので、安心しておまかせください。