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『歯周病』が体を壊す!?大切なメタボリック・ドミノのお話

2019年5月27日

大変久しぶりの投稿となります。

 

いつの間にか年が明け、令和の時代を迎え、いまや真夏のような暑さとなってしまいました!

 


今回は当院での質問が多い、『歯周病』と『体の健康』の関係 について、お話ししていきたいと思います。

歯周病はお口の中に住みついた歯周病源菌が歯ぐきに感染し、やがて歯を支えている骨(歯槽骨:しそうこつ)を壊していくお病気です。

 

実際に 歯周病は抜歯原因の第一位 に名を連ねており、中高年になると歯を失う原因の半数以上を占めるようになります。

その歯周病が近年、歯を失うだけでなく体の健康にも影響を及ぼすことがわかってきました。

 

 

 

 

歯周病菌や炎症物質が血管を通じて全身へ


体中は血管や神経などを通じてすべてつながっています。

そのため歯ぐきに感染した歯周病菌や、歯周病の炎症によって発生した様々な物質も、歯ぐきの血管を通して全身に運ばれていきます。

このようにして運ばれた歯周病菌や炎症物質が、体の中で様々な悪影響を及ぼしていることが明らかになってきているのです。

例えば 動脈硬化 もその1つです。

実際に動脈硬化の病巣を詳しく調べてみると、数種類の歯周病菌が検出されたと報告されています。

動脈硬化は後に心筋梗塞や脳梗塞など重篤な病気を引き起こします…

 

つまり、歯周病はこれらの病気とまったく無縁でないのです。

 

また歯周病によって発生した炎症物質の中には、血糖のコントロールには欠かせない『インスリン』の働きを弱めるものがあります。

そのため 歯周病は糖尿病の病状を悪化させたり、あらたに糖尿病を発症させる要因にもなる ことがわかっています。

 

 

 

歯周病との関連が指摘されている病気


現在までに“歯周病が何らかの影響を与える可能性がある”と報告されている疾患をいかに上げます。

 

・ 動脈硬化

・ 心筋梗塞・脳梗塞

・ 糖尿病

・ 肺炎

・ 低体重児出産・早産(妊婦の方)

・ 骨粗しょう症

・ アルツハイマー病 など

 

このほかにも『肥満』『メタボリックシンドローム』との関連性も指摘されています。

 

 

 

 

【メタボリック・ドミノ】をご存知ですか?

メタボリックドミノとは
~メタボリック症候群の各危険因子の経時的な連鎖をドミノ倒しに見立てたもの。

~慶應義塾大学医学部内科教授・伊藤裕氏が提唱している。
~このドミノの最上流に歯科医療が関与できる。う蝕・歯周病は食生活や衛生習慣など生活習慣の乱れが始まりである。

~歯科による食育(歯科疾患を予防する食生活、摂食機能の育成・維持、咀嚼の励行など)はそのまま肥満の予防となる。

~「ザ・クインテッセンス」2011年4月号より

 

 

 

歯周病は病状が進行するまで明確な症状があらわれれにくく、発見が遅れやすい病気でもあります。

歯ぐきの腫れや出血などが気になったら早めに歯科を受診するほか、定期的に歯周病のチェックやクリーニングを受けることを心がけてください!

 

 

千石駅徒歩6分、茗荷谷駅徒歩10分の歯科・歯医者

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天野